Idaho kitchen

旅行と音楽と映画

思えばいつもひとりぼっちだった

 

新しい赴任地に着任して3ヶ月目に突入した。着任当初、同期に「仲良い人ができなくてさ〜」と相談したことを思い出す。その頃は、内心、1〜2ヶ月も経てば一人ぐらいは親しい人でもできるだろうと思ってた。でもね、3ヶ月目の今も、一人もできない(笑)

考えてみればこれは自分にとって当たり前のことで。むかーしから所属する集団の中で孤立してきたな、そういえば。大学生のときは映画館で10ヶ月、アパレルで2年半ほどバイトをしてたけど、文字通り一人も友だちができなかった(笑)周りから見たらきっと浮いてる存在だったろうな。

幸いなことに、気のおけない友だちは少ないけどいる。歳をとってもずっと仲良くいたいなと思える人もいて、狭く深く人間間を気づいていくタイプだ。だから孤立してるのも不思議なことではないんだけど、昔から何も変わってないじゃん、って少し悲しくなってしまった。仕事中に自分が惨めで、涙が出てきたり。

 

大勢の人が集まれば、自然と注目を集めて話の中心になってしまう人がいる。太陽のように明るくて、かといって自己中心的でなく、周りへの気配りもできる人。子どものころからそんな人に憧れてきた。自分なりにマネしてみて、でも思い返せばただの空回りで終わることばっかりだったな。いつかそういう存在になりたい、自分もなれるんじゃないかって、そんな日が来ることを夢見ていたけど。何も変わってないね。

 

声が小さくて、人と目を合わせられなくて、暗くて、おどおどしていて、会話が苦手で。一生こんな自分で生きていくのかなぁ?だとしたら苦しいな。

 

こういうどんよりした気持ちだから、毎朝毎朝起きるのがつらい(笑)起きたらまた職場に行かなくちゃって。せめて仕事内容に楽しさを感じられたらがんばれるんだけど、どうも仕事に対しても適性がないらしい。まだ一度も楽しいと感じられたことがない。周りが仕事に没頭する中で、私はただただ生きることに必死だ。時折、存在自体が消えてしまったら楽なのになと思うことがある。全部消えちゃったら楽だ。