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旅行と音楽と映画

泣いてばかりいます

だれかに対して愛しさを感じるのに比例して、自分が惨めで堪らなくなってくる。最近はそんな日々。

今年で25歳になる。いい大人なのにまだ夢を見てる。一度でいいから海外に住んで、映画業界で働いてみたい。

 

仕事はうまくいってない。いまだに親しい人ができなくて。私より数ヶ月だけ早く異動した同期は、最初こそ昼ごはんを一人で食べるのがつらいと言っていたけれど、今はもう親しい人たちができたみたいで。明るい子だから当然。自分は赴任した月から何も成長してないな。

仕事がうまくいってないから夢を持ってるのかも?現実逃避かもね。情けない。

 

人と関わるのが苦手なのは思えばずっと変わってない。だから、昔から人の輪の中心になったり、みんななの注目を集める人が憧れで。頭の中では、理想の自分が生きてきた。でも、理想と現実があまりにも乖離してることに恥ずかしながら最近になって気づき始めた。いや、薄々と気付いてはいた。正確に言うと、もう理想の自分になれる日は死ぬまで来ないんだろうということに気がついてしまった。

 

話は振り出しに戻る。ここ数日、とあるK-POPアイドルに心を奪われている。きっかけは歌でも踊りでもなく、国連でスピーチしている動画を観たことだった。彼らにとって外国語である英語で堂々とスピーチする姿に衝撃を受けて、そこから曲を聴くようになった。

文字通り、ワールドワイドに活躍している彼ら。一番年下のメンバーはたしかまだ22歳で。彼らの目には、世界は一体どんな風に映っているんだろう?

中高生の頃から、自分のやりたいことに真っ直ぐに向かってきた彼らのことを知れば知るほど好きになる。比例して、それ以上知るのが、好きになるのが怖くなる。自分の人生の無意味さを考えてしまうから。

誰かに愛を持つことすらも、羨望とも嫉妬とも絶望ともつかぬ感情のせいで、ままならなくなっている。

苦しくて苦しくて。

 

あとさ、たまに無性にだれかに抱きついてわんわん泣いて、何も言わずに抱きしめてほしくて堪らない時がある。たぶんだれか=母のような存在で、でもそんなことしたら呆れられるか困らせるかしかできないから泣きつけなくて。泣きついて、切り捨てられることがほとんどだから、傷つきたくないというのもあるけど。

誰かに上手に泣きつくこともできなくて。自分は一生ひとりぼっちなのかもしれないな。つくづく、欠陥だらけの人間だと思う。自分として生きていくの、もう疲れたよ。

 

自分の人生だから、自分で選択しなきゃいけないのに。せめて自分の人生に胸を張って生きていけるようになりたいのに。後ろ向きな性格が全てを邪魔している。

 

明日も仕事だー…憂鬱でたまらない。